米国アナハイム社

米国アナハイム社は1990年代には米国シェアを40%以上を取っていたアナハイムマニファクチャリング社が母体となる有名メーカーになります。 米国で数十社の製造メーカーが市場乱立、激化後に経営・技術・マーケティング担当者が分かれアナハイムマニュファクチャリング社とアナハイムマーケティング社に分裂しました。

アナハイム・マーケティング・インターナショナル(AMI)(米国)

日本シェアNo.1

アナハイム・マーケティング・インターナショナル

アナハイム・マーケティング・インターナショナル社(以下AMI)は1988年に誕生し2000年代に製造に乗り出したメーカーです。日本においてアナハイムジャパンとして100万台以上を販売、全メーカーを通じて圧倒的な累積販売No1を誇っています。 アナハイムマニュファクチャリング社(以下AMC)と似たような社名、同じ商品で業者間でも区別がつかないくらいです。 AMI社はAMC社の経営陣、技術、マーケティングの担当者が分離し同じアナハイム市に本拠地を構えている為に類似点が多いのです。後発らしく積極的な営業戦略、ブランド開発により現在では米国のネットや有名大手スーパー中心に販売され市場シェアを獲得しています。

ボーンクラッシャー/エコロジック

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AMIディスポーザーは日本においての正規品として「ボーンクラッシャー」「エコロジック」のブランドが有名です。 この特徴は瞬時に生ゴミを砕く直流モーターと起動瞬時にTOPスピードまで到達しながら安定したトルクを発揮するトルクマスターシステムです。 このトルクマスターによりAMC社と基本設計・構造が同じながらも静音性が向上しているだけでなく粉砕ルームに日々発生する「ヌメリ」を洗浄していきます。 業務用ディスポーザーでも多くの飲食店や各工場、商業施設、大学・研究施設で採用されています。安定した性能を誇りながらもリーズナブルな価格帯が評価を得ています。 *WEBを通じて並行輸入品も多く流通しておりメーカーは警告を発しています。

米国大統領による E-Award賞受賞メーカー

AMIディスポーザーは米国以外の世界各国にも輸出されておりアメリカの輸出の拡大に特に顕著な努力と貢献をしたと認識される個人や会社、組織に対して米国大統領が直接表彰するE-Award賞を米国ディスポーザー業界ではAMIが唯一受賞しています。

アナハイム・マニュファクチャリング・カンパニー(AMC)(米国)

アナハイム・マニュファクチャリング・カンパニー(AMC)(米国)

アナハイム・マニュファクチャリング(以下AMC)は米国カリフォルニア州のAMI社の近くに本社があります。 メーカー乱立時代の1966年にワラウェイ社とクリスタル・ディスポーザー・マニュファクチャリング社が合併しアナハイム・マニュファクチャリング社が誕生しました。 1970年代は「ワラウェイ」「ウエストキング」のブランドが人気でDIYストアなどエンドユーザーが選ぶ製品としては人気ナンバー1を誇りました。1990年代には米国で40%程度の市場シェアを獲得しエマソン社に次いで2位に位置していました。 日本においては丸紅など大手商社が扱っていた1980年代に年間4万台程度が販売されていました。 しかしその後にオーナーチェンジを数回繰り返し2017年には日本向け製品を含めた米国・カナダ以外から撤退していますが一部、日本のディスポーザー付きマンション向けにOEM供給をしています。
*現在、日本で流通している新製品は並行輸入になりますので注意が必要です。

エマソン・エレクトリック(米国)

米国TOPシェアメーカー

米国エマソン社はインシンクイレーターのブランドとして親しまれています。エマソンはディスポーザーを発明した会社で年間600万台以上のディスポーザーを製造、日本の知名度はないものの米国ではNo1シェアを誇っています。 エマソンディスポーザーは交流モーターを採用しており毎分1,600回転と少し物足りない感じもありますがその分、静音性やデザイン性に優れており日本の都市部マンションでは指示されています。 業務用製品も高いトルクと耐久性、省スペース設計を武器にしており、厨房機器販売店に人気があり日本でも多くの空港、施設、大学研究機関、飲食店舗等で利用されています。 事業母体であるエマソン社はディスポーザーの他に多くの事業部を抱えており、民間誌の調査では毎年世界有力企業電器部門トップ10内にランキングされる世界有数の大手企業です。

*並行輸入品は電圧差から正規の回転数が得られず配管詰まりの原因になっています。ご注意ください。

米国グリーン製品認定

NGBS (全米グリーンビルディング規格)において、建築設備資材製品等の中でエマソンディスポーザーはグリーン製品(エコ製品)として認定されています。米国ではエマソンディスポーザーを設置する事は環境に良い家という評価を得られるのです。

日本のメーカー

日本では米国の工業規格を参考に簡易化して作成されたBL規格(現在は廃止)、適合評価、PSE法があります。この規格を通過した日本の製造業者は数社あります。 静音性に優れた高性能モーター、主にバッチ式(蓋スイッチ)を採用している所が共通点として挙げられ、多くのメーカーがマイコン制御されたモデルを出しています。 どのメーカーも静音性を重視している為に電力や起動トルクが低く、処理可能な生ゴミが限定されてしまうという弱みがあり特に家電としては耐久性に課題があります。 この為、説明書通りに取扱わないユーザーのトラブル発生比率が比較的高い傾向にあります。 中にはユーザーの使用ミスに過剰反応し日本らしく自動給水システムのディスポーザーも販売されていた時期もありましたが、価格が高い割に自動給水にする必要性もなく現在はほとんどのメーカーがラインから外しています。 日本メーカーの多くはディスポーザーと専用処理槽を組み合わせたシステム商品が前提となっているので、ディスポーザー本体だけでは販売してないケースがほとんどです。 1990年代に日本メーカーが数十社参入しましたが、市場規模の割に競争激化で採算がとれず撤退や倒産する会社が相次ぎ、現在はパナソニックも撤退し4,5社が残るのみです。 日本メーカー全社合計のディスポーザー年間総製産台数が米国アナハイム社、エマソン社の工場稼動わずか1日分という販売規模(市場)差の為、開発競争力や品質、耐久性では太刀打ちができないのが現状です。製品性能が顧客満足度、メンテナンス発生率に直結するだけに今後の基本性能の向上に期待するところです。総じて日本メーカーの脅威は市場規模の小ささ(*1)から事業部が成り立たなくなり、本業や国内景気によりディスポーザーに携わる事業部自体が撤退の危機にさらされているところです。しかし米国メーカーも積極的な投資は行っていません。 過去の家電や自動車のマーケットの歴史同様、投資を控えた世界のトップメーカーの顧客ニーズを反映した物作りで米国メーカーを超える日がくるかもしれません。

*1 日本のディスポーザー市場規模は輸入製造ベースで米国の0.6%

日本のメーカー

スキューズ、INAX、マックス株式会社、テラル株式会社、安永クリーンテック株式会社

※現在INAXはLIXILと経営統合しており、ブランドだけ残ってます。

中国の製造業者

中国ではディスポ―ザーの製造工場は数多くあります。その多くが米国ディスポーザーのフルコピーから始まり進化していきました。排水性能、使用感、デザイン共に日本メーカーより品質の良い製品が数多くあります。 日本ではまだ中国製品のイメージが良くないところがありますが、実態としてはすでに日本を抜いているのが現状になります。現在の30代、40代の中国企業経営者は米国で経営を学んでおり2000年代のような粗悪品を作る、契約を守らないなどの悪いイメージはほぼありません。 しかし中国でのメーカーブランドはイメージ上の問題で日本では販売されない事が予想されます。

他メーカー

イギリスやEUなどの他メーカーは米国メーカーに次いで良い製品を送り出していましたが日本では全て撤退していきました。現在ヨーロッパの電機メーカーの多くのディスポーザーは米国メーカーなどがOEM供給をしており独自に製造はしていません。

何故、米国メーカーが製品力を誇っているのか?

世界のトップメーカーであるアナハイム社とエマソン社は共に米国企業です。米国はディスポーザーが発明された国であり1930年代からの長い歴史があります。 あらゆる社会実験で安全性が確認された後、法の後押しもありディスポーザーは普及していきました。 米国での厳しい工業規格に裏付けされたディスポーザーは信頼性が高く、日本のディスポーザーは現在、米国工業規格を通過できるディスポーザーはありません。 米国の長い歴史の中で、何十社ものメーカーがディスポーザー市場の覇権を争ってきました。 米国企業の製造するディスポーザーは、市場競争から勝ち抜いた圧倒的な製品力を誇り現在ではすでに成熟産業になっています。米国では厳しい工業規格のクリアは最低条件であり、ユーザーに支持されない製品や訴訟に耐えられない多くの製品が消えていきました。 このように厳しい工業規格と市場原理にもまれたディスポーザーは完成度が高く、その信頼から日本での各省庁の社会実験や大規模な設置には米国メーカーのディスポーザーが多く採用されました。 日本のディスポーザーの歴史の中で一番多く販売されているのも米国メーカー(アナハイム社)になります。

当社が推奨するディスポーザー

日本エスコではディスポーザーを日本に紹介し広めたパイオニアとしての責任があります。 日本で初めてディスポーザーのメンテナンスを生業とした立場からディスポーザーはその安全性、利便性、環境性、耐久性が求められその科学的根拠のある製品を推奨します。 弊社で取り扱う製品はこれらを満たしていますので参考にしていただければ幸いです。

World Standard Quality

世界工業規格基準>日本国内適合評価基準

ディスポーザーのWSQは日本国内向け正規製造品として電気用品安全法をクリアし、事実上の国際基準である最も厳しい米国工業規格(ANSI/AHAM-FWD1・ASSE-STANDARD-№1008・UL430)及びに国際基準品質を採用した国土交通省・農水省での社会実験使用製品品質に準拠した品質に対し㈱日本エスコが独自に選別しているマークになり皆様が安心して使用できる基準の参考にしてください。

米国においての工業規格
  • ANSI/AHAM-FWD1 (機械性能に関する規格)
  • ASSE-STANDARD-?1008 (給排水性能に関する規格)
  • UL430 (ディスポーザーの安全に関する規格)

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